きものでおでかけ 2


関西出張の半ば、お二人と合流。

定宿にいらして戴き、ヘアメイクを直して差し上げてから京都ご案内。

(ヘアメイクが始まると、もっともっとと、綺麗に...したくなります)


私もパパッと2分で着て、いい加減な襟元になっていますが、

帯は、冨永さんが締めて下さいました。

本日は、M夫人の本格きものデビューの日。

(入門後、未だ3ヶ月の着姿とは思えない着こなしが素晴らしい...)



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夕方、「宮脇賣扇庵」さんへ。

宮脇さんからタクシーで古門前通りへ。懇意の「松むろ」さんにて会食。

秘密の裏道を抜け、辰巳橋近くの大明神さまにお詣り。

少し歩いて、祇園新橋のバーでおしゃべり。


単衣の時期に、成り行きでご一緒しましたが、

最後は、ゆらゆらと歩き、河原町で「三方」に散ったのでございます...。



梅雨の合間、運良くお天気に恵まれ、

おばさん達はあちこちで親切にされ、

ナビゲーターとしては、安堵するツアーでございました。




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この日の私のきものは、お得意の「染め変え」です。

元は、ロイヤルブルーでした。(地紋は、変形の水玉散らし)

無地のように見えますが、

付下げ調のドロンワークになっていて、透けています。

肩の辺りは、長襦袢が白く透けて、ちょっと見、涼し気なのです。


(残念なことに、ドロンワークの技術は途絶えてしまいました...)



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20代のはじめ頃、母が歌舞伎座に行くのに誂えてくれた単衣であり、

さりげなさが、いかにも江戸好み。

当時、

白地のダリアの染め帯とロイヤルブルーの組み合わせを渡されました。



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帯締めは道明の青、帯揚げは白地に赤の飛び絞り、

長襦袢は今に続くロングセラーのもの。


やがて、

染め帯が派手になり、柄を残して地色を茶色に染め変えましたが、

これが、そこそこ うまく仕上がったので、

染め帯の染め変えと同時に、着物も染め変えたのです。




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ダリアの花びらの色は、

当初、燃えるような深紅でした...。

地色を白から茶色に染め変える時に、花びらの深紅をくすませて貰いましたが、

洋画のような花びらを描いた「作家さんの技術」に感嘆します。

と、同時に、深紅の色を渋く寂びさせるなんて、

腕のよい染めの職人は、

本当に凄いと思います。 (こちらは、8年ほど前の仕事です)


それにしても、

この作家さんのチューリップは実に見事なもので、今でも心に残っております...。



と、まあ、長いお話になってしまいました。



でも、まだ続きがあるので可笑しくなりますが、

着物は面白いですな。

思い出すだに、沢山の物語があって、島国ならではの濃い世界なのでしょう...。



この続きは、またいつか...。



(終)



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