帯姿に大切な帯芯、帯幅のこと


私と「帯芯」との戦いは、もう10年以上続いている。

ついでに言えば、

帯のお仕立てとの戦いも、7年は続いていた。

お仕立ての職先を変えてからというもの、

そちら方面の悩みは去ったものの、未だ、帯芯との戦いは続いている...。

そして、

新たに帯枕との戦いが勃発していて、これが、大きな悩みとなっています。

(帯芯は、質が悪くなるばかりで、仕立て職人も、頭を悩ませているのです...)




IMG_0097.JPG

IMG_0090.JPG



陽が当たり、お太鼓の上の金箔がボンヤリしてしまいましたが、

陽のせいで、お仕立ての悪さがハッキリと映し出されています。

(以前の職先には、職人が3名。

この帯は、若い職人の仕事です。お年寄り二人は、そこそこ腕がよいのです)

そして、染め帯に関しては、

肩幅が狭い方には、お太鼓の帯幅は、やはり「8寸」が美しいようです。

こちらは、

女優さん(撮影用)の肩幅に合わせた「8寸2分」の仕上がりで、ちょっと野暮。



すぐにお手入れに出し、

お仕立て直しの後、

秋風が吹いたら、帯幅とお仕立ての違いを写真で確認することに致しましょう。


なお、

下の写真は、室内でしたので、お仕立てのアラはさほど目立ちませんが、

作り手としては、少々、気になります...。



IMG_0058.JPG


IMG_0950.JPG


さて、

お草履は、大切な脇役です。

このことは雑誌などに何度も書いて参りましたが、

お洋服と同じで、足下がイケていないと、締まらない着姿になります。

(白い台は、無難というか、大抵の着物に似合うので重宝します...)




IMG_0104.JPG



演舞場の2階ロビーにて、喜美弥さんと。

囁き女将は、また、立ったまま寝ています。


実は、こちらへ参る前に、「小籠包」をお膝に落としてしまい、

染め変えとはいえ、さりげなく刺繍を施した付下げだったのでガッカリ。


右手の負傷以来、重いお箸の使えぬ私は、

小籠包を、サァ!と口に入れようとする瞬間、落としてしまいました。


小籠包はお膝からお袖に弾み、

お袖から裾をはねて、床にダイブ!!


あーん!

プラスチックの象牙もどきのお箸、重くて「ご勘弁」!です...。




IMG_0407.JPG



さてさて、京都の「染み抜き名人」の元に送りだしたものの、

お膝、お袖、前見頃、裾と、広範囲に渡る小籠包のひどい染み、

果たして取れるでしょうかしら...?


どうか、「洗い張り」になりませぬように...。



★染み抜きの後日談...


IMG_2185.JPG


オバサンの心配をよそに、綺麗になって京都から帰って参りました。

(あちらには、まだまだ上手な職人さんがいてはります...)

しかしながら、

この時、椅子に掛けておりましたのに、

どうやったら、こんなに派手に小籠包がダイブするのかしらん。




★大切な大切な帯芯のこと、

沢山のドラマがありますので、折りに触れて「続編予定」。



(終)



最新コラム

コメント(0)

このページのTOPへ