きものでお出かけ 1


引退興行となる「竹本住大夫さん」の受付にて...。

光子夫人と文字久大夫さん。


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光子夫人と私の結髪の匂いが同じなのは、美容室が同じだからです。

35年間、私の髪の面倒をみて下さったイブ先生が引退された後、

大袈裟でなく、「あぁ、これからどうしょう...」と、途方に暮れておりましたが、

よいお店をご紹介していただき、本当に良かったです...。


京都の場合、

結髪は、ホテル・オークラ裏の市田ひろみ美容室をお勧めしております。

こちらは手が揃っていて、どなたにして戴いても、ほぼ上品な仕上がりに...。


それにしても、

恥ずかしながら...の以下は、鏡も見ずに5分で着た「悪い見本」です。


大体、ササッと着ちゃう方ですが、

朝は花粉症の鼻水...、

うつぶせ寝のせいで→ ついてしまった顔のシーツ跡と戦い→負けた...、

クール宅急便...、お電話...、(出掛ける前は、いつも慌ただしい...××)


 エイヤッ!という「お洒落心」のなさで、

お端折り、帯揚げなど、肝心なところが不細工...。

(ちょっと直せばいいのにねぇ)



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さて、長襦袢は上質主義の私。

(着姿に大きく影響するので、いつか、長襦袢の実験をお見せしたい...)


長襦袢は、着物の裄寸法より2分強ほど短く仕立ててある筈ですが、

袷のどっしりした生地の重みで、腕に沿って「ストン...」 と、落ちてくれます。

このせいで、

紬のように突っ張る素材や、錦紗でも厚みのある素材のきものを着ると、

写真のように、長襦袢の袖口が顔を出してしまうんです...。


娘時代、母が気にして襦袢の裄をサッとつまんでくれたり、

裄を3分短くしてくれたり...と、色々工夫をしてくれた思い出がありますが、

きものが突っ張る素材の場合は、

きものの裄を、2分ほど長めにした方がよいかもしれません...。

(でも、そうすると、身幅とのバランスが取れず...ほんに困ったもの)


いずれにせよ、

長襦袢がこんな状態ということ、

そうと知りつつ、

10年も放置していた自分が、本当にダメですな。


長襦袢は、お仕立ての方が 娘時代の方と変わりましたので、

再度、裄の寸法を測り、確認してみたいと思います...。


もしかすると、

きものの裄と同寸になっているやもしれず、

自分のことは何でも後回し...の癖を、ウンウン顧みております。


みなさまの寸法に関しては、

あんなに口煩いオバサンなのに、

こんなことでは説得力なし...ざますね。



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こちらも、気を入れずに着てしまった一例。

まず、

帯の形がいい加減××...な上、背中がアキマヘン!!

(でも、こういう後ろ姿の方って、細い方に多いですよね...)

私の場合は肌襦袢を二枚着ることで、背中のシワがなくなりますが、

本日は一枚でした。


ところで、

帯の形は、地域ごとにお好みが変わります。

また、個人個人のお好みもあります。


近頃では、横長の形を勧めている着付け教室があって驚いていますが、

(いくら何でも、横長...というのはないでしょう。これは美しくなさ過ぎます!)


東京は、縦長の好みが多くを占めていますが、

これとて、体型と帯幅の具合で希望通りの形にならぬ場合がありますし、

なかなか悩ましいものでございます。


ひとりひとりにお似合いになる、バランスと美意識、

このことが、帯の後ろ姿に、最も大切なことかと思います。



【本日のつくり】

きもの   薩摩結城(=綿薩摩)袷   

染め帯   別注塩瀬(京友禅) 廣野朝美作品



さてさて、

明日は染五郎の十役が楽しみな、歌舞伎のご招待を受けております。

ご近所の明治座ですので、

本塩沢の単衣(白地だったものを明るめのブルーに染め変え)に、

娘時代の普段帯で、気軽に出掛けるつもりですが、


ゆったりとした心で、

きれいめ...に着たいもの。




(終)




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