美しき「日の丸」 2

日本を思うばかりに、

過日の「お言葉放送」以来、乱るる心を持てあましているのでございますが、

一体、この気分はいつまで続くのやら...。

いささかの怒りと共に...。



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仕事場のお掃除を終え、

パソコンも「お清め」せんとばかり、

只今、「大國霊神社」の写真を取り出しております。


下の部分は、

氏子さんからの寄付の掲示板ですが、

何とも言えぬ、江戸前な風情...。

氏子さんを大切にされているという姿勢が伝わってきます。

そして、町衆の暮らしぶりの一端も...。


7月初旬に赴きましたが、

こちらは、参道に入った瞬間、清々しい「気」が感じられ、

お手水場で、早くも、気が引き締まります。

本殿までかなり歩きますが、大空に繋がる「気」に包まれると、

「まじめに生きていこう...」

といった、厳粛な気持がひとりでに沸いて来ます。

(お詣り後の晴れやかな気分は、例えようもありません...)




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お客様にご案内された珈琲屋さんのお2階は、

境内が借景となり、何とも居心地のよい時間が流れています。

(珈琲は勿論、カレーもお甘も美味...)




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オーナーのこだわりは、

呼び鈴のカバーにも尽くされています。

真ん中のボタンを押すと、御用聞きの方が階下から現れる仕組みでした。

押してみたら女性が現れ、とても嬉しかったです。


化粧室では、

棚の隅に木のベンチが置かれていましたが、

「わぁ、お手作り...?」 と、目を凝らせば、

何と!その下のグリーンは、本物の「芝生」だったのです!

こういうセンス、本当に好き!!


京都のバーで、

備え付けのトイレットペーパーが 「鉄人28号」の顔に折られていた時、

あの時と同じように、興奮してしまいました...!!




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本日の昼食。

外食続きでしたが、自前ご飯。

浜名湖のあさりの酒蒸し(お醤油少々)、トマトサラダ、冷や奴、

豚肉と薩摩芋の炊き込みご飯。胡瓜の糠漬け。桃2/1個。

炊き込みご飯は意外な取り合わせですが、

全体的に三つ葉を混ぜることで、とても美味しくなります。




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お三時にスイカを戴いた後は、

久し振りに、作品の整理デーでした。

(3枚ほど、半襟の衿芯つけも致しました)




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40代から死ぬまで着られる「美人に見える色」、

そんな色を追求しておりますが、

中でも、私の好きな作品ばかり、

奥の奥に隠しているものばかり、

今日はとっておきを眺め、アレコレ...と妄想。


整理デーは、妄想デーでもあります。

訪問着には、上等の染め帯をのせ、

そこに、帯締め、帯揚げを乗せ、こしらえを確かめてみたり、


着物を前にすると、

あっという間に時が過ぎて行きます...。


いつも、

新幹線「のぞみ」の如しスピードで動いているので、

(いえ、近頃は、老いて、「こだま」くらいかも...)

ゆったりとした時間は、かけがえのなきもの...。




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「薄に蝶」の訪問着は、

(お生地は塩瀬縮緬)

秋の単衣に相応しい意匠ですが、

苦労させられた思い出が詰まっているだけに、愛着少なからず。


明治初期の小袖の写しですが、

この作品を作った年の9月の事、

京都市役所の入り口に置かれていたのは、渋い「藤袴」の鉢植。

この藤袴に、

「蝶々」が止まっていたのを見たときの感激といったらなく、

今も、当時のシーンが思い出されます...。


平安時代であれば、

野の藤袴...だったことでしょう。



記憶力が良すぎるというのは、

時に、考えものですね。

写真の整理など始めたら、大変。

思い出が溢れ出てきて、手が止まります。

(一日なんて、アッという間に過ぎてしまいます)




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ところで、

先日、携帯を無くし、アラアラ...でしたが、

新しい携帯の方に続々とメールを頂戴し、

ドコモの住所録も充実し始めております。

皆様、

お忙しい中、ご協力ありがとう存じます。

(謝々)



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名古屋の「まにあっこ」ちゃんこと、

亜希子さんからもご連絡を戴き、

本日は、お写真をお送りできる手筈でございます。


亜希子さんの着物姿は、

更新した翌日から、

お洋服の大好きな方々にも大評判。

(上品な古典柄は、

中高年はもとより、

40代女性の支持が厚いもの...と、再確認させて戴いた次第)




以下は、

大福屋さんだけど、呉服屋さん、

三代目若女将「まにあっこ」ちゃんの正直なブログです。

http://ameblo.jp/akkoausoleil/entry-12194911503.html



6月にお目に掛かるまで、

私たちには、お電話&お手紙で、

2年ほどのおつきあいがありましたが、

こちらは呉服屋さんの女性には珍しく、

商売気のない、実に爽やかなお人柄。


商売気のない者同士、着物談義となると、止まりません!


名古屋にお近い方は、

着物好きな彼女がいらっしゃいますから、

着物のことで分からないことは、ご相談なさって下さいませ。


可愛らしいお顔ながら、

たくさんのことをご存知。 強い味方になって下さるでしょう。


以下、

まにあっこちゃんへ、

★ブログ内のプロフィール写真、

別人のようなあれは、ダメざんす。

本物にお近い写真と、はよ、チェンジなさって下さいませね。以上。




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帯締めがぐしゃぐしゃ...。

これから、

美しく並べ変えます。


淡い色の上段の方は、房に蒸気を当てたいけれど、

本日は、並べ変えるところまで...!



それにしても、

着物っていうのは、「気」の濃い衣でございます。


弱っている時には、とても さわれませんが、

こうして触れていると、

日本人ならではの美意識、魂、大自然のエネルギーを感じます。



作品づくりには難しい時代になりましたが、

気負わずに「日の丸」を背負い、

コツコツと続けて参る所存でおります。


この国から歌舞伎が消えぬよう、

奈良時代から残されている「着物文化」が消えぬよう、

あらゆるジャンルの伝統が消えぬよう、

オバサンパワー全開でいかないと...。



まにあっこちゃんにも、

若旦那と共に頑張り続けて欲しいの。


何より、

あなたは、私より20歳以上もお若いのです。

あと40年は、十分、いけます。


初老の私には、時に、寿命がちらつきますの。


ね、

だから、

私のオジリナル色見本、

上質な反物を潰して作ったオリジナルを、あなたにも託します。


別染めのよさ、

「引き染め」のよさを知るあなたに、

日本の染めの伝道師のひとりとして、

日本の職人の技術の素晴らしさ、確かさを、

伝えていって欲しいのね。


私は私のやり方で、

あなたはあなたのやり方で...。



よろしくお願い申し上げます。




(終)





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