八朔のこと

眠れなくなってしまい、

デジカメの中の写真を眺めたりしています。


あら、美し...。

八朔の恒例行事(お茶屋さんへのご挨拶回り)のひとコマは、

お姐さんに案内され、祇園を歩くお三人さんでございます。

真ん中の妓は、

まだ修行中の身ながら、可哀想に、上から目線でよろしくありまへんな。

優しゅうに、優しゅうに...せなあきまへん。


ま、お姐さんの姿が綺麗やから、ナントカ収まってます...。




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下の一葉は、

まだ、襟替えの済まない同士?のご挨拶回り。

酷暑の中、この支度は本当に大変なこと...。


「...よろしゅうおたの申します...」と、

可愛らしさが感じられるせいか、眺めているだけで、何だか嬉しい。

暑そうだけど、目に涼しい。

(近くの「徳屋)さんで、この二人にかき氷を奢ってあげたい...)



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彼女たちにとっては「生業」だけれど、

日本の文化としての顔も持つ、芸妓さん。


女が繋ぐものは、

「命」だけではないのですね。



様々な暮らしの中で、

衣食住から年中行事に至るまで、

女の仕事はたくさんあるのでございます。



日本の風土、風習を思うと、

「大和魂」は、

戦時中だけのものでなく、平和な時代にこそ、見直されるべきものと感じます。

それは、

「和心」なのだと思います。


身体が知っている和心...。

たとえば、

優しい人は、理屈より身体が先に動きます。


計算高い人は、なかなか動かず、意見も後出しします。

例をあげればキリがありませんが、

身体が先で、心が後からついてくるのが和心。


待ちの体勢の時も、

和心のある人には、ごく自然だけれど、「構え」があります。



この和心には、

洗脳上手な日教組も歯が立ちません。


「東北大震災」によって、多くの人に蘇ってしまったのです。



あぁ、

こういう話になると、

大概、長くなってしまうので、

旧暦の「八朔」(8月1日)のことをひとつお話し、夜を閉じます。



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時は遡り、

天生18年(1590年)8月1日。

旧暦の8月1日は、八朔と呼び、

徳川家康が「江戸城」に入城した日であります。


家康には、

「陰陽五行」の学問をよくされたという側面があり、

入城の日も、

陰陽五行の哲理に沿って決めたように思われます。

(吉野裕子先生のお説に大賛成...!)



私としては、

「士農工商」も、

陰陽五行から引いてきているように感じられてなりませんが、

恐らく、

「戊」の人であり、「水」をたくさん持っていた人であると想像しております。




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ところで、

八朔という言葉、

八月の様々な行事、

お盆もお祭りも、日本という島国の大事な大事な風習であり文化です。



心を亡くしてしまうと、

面倒くさいと言って、

この大切なものが行動に繋がらず、廃れていってしまいます。


三島の心配が的中してしまった現在の日本を思うと、

女が努力しなくては...と、痛感いたします。



だって、

面倒なことを嫌い、簡単なものばかりに飛びつく女性が多すぎるのです。


便利すぎるもの、

簡単すぎるもの、

そういうものに、本物はありません。


その上、

拝金主義に飛びつく女の佇まい、居ずまいときたら、

美しい訳がありません。


なんて、

誰に向かって言っているのでしょうね。

今夜は、曾野綾子さん化していますね。



そういえば、

職人の技術を理解し、本物を伝えたい...という女性に、

今夏、お会いしました。


そうお考えの方は背筋が伸びていて、居住まいが本当に美しい。



名古屋の若女将、

フィレンツェで奮闘中の女性の「和心」に触れることが出来、

お陰様で、

幸せな時間を共有させて戴きましたが、

お二人の和心をご紹介させて戴きたいと思い始めております...。



それには、

まず、ご承諾戴くことから、

そして、会話の内容の確認が必要ですね。



よし...!




(終)






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