あります、あります...


こんなことってないかしら...と、書いたら、
あります、あります...というメールが、速攻、届いて可笑しい。

鶏肉が苦手とか、青魚が苦手とか、色々な苦手があるのですね。


昨日は、急性の「鴨ダメダメ症候群」を発症してしまいましたが、
可哀想な豚のニュースを聞いたりすると、
しばらくの間、豚肉が遠くなります。

中国で、
豚の死骸を万頭単位で川に流された事件の時は、暫くアキマヘンでした。

狂牛病の時、あれは本当に悩ましかったなぁ...。

牛肉好きですからね。


実は、鶏肉も時々、苦手になりますし、
生卵は、まったくいただけません。これは、理科の教科書のせい。

卵が孵化し、
血だらけの雛が卵の殻を破って出ようとする瞬間の写真、アレが恐かった...。

こうして書いていても、思い出すだに震えてきます。

動物の命を戴いて生きているのですが、生々しいのは苦手みたい。

お店の玄関に、イノシシが吊されているのも、かなり恐い。




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さて、話は変わり、

染め屋さんの社長が送って下さった「すぐき」のお漬け物が凄い!

こんな立派なすぐきは、生まれて初めてです。


オバサンにとっては、「スーパーすぐき」ですね。

これを刻むために、夕方、包丁を研ぎました...。


美しく刻み、丁寧にいただくのです。


山のように高く積み上げる、京料理の最後に出されるお漬け物を真似、

美しくいただきたいと思います。



社長は今年も色気のある染めをして下さいましたが、

色を決めるのは、私の仕事。

来年も、一生懸命、色を考えますので、

美しく、女らしい色、深く、艶のある色、

お召しになって、お出かけ先で褒められる色、

これからも、そんな上品な色の「合作」をお願い致します。


お客様に、

染め上がりの色を喜んでいただけることが、私の喜びなのですもの。


日本の養蚕を大事にしなかった政府の方策が、織り元の惨状を招き、

着物離れが進むうちに、グローバル化が格段に進みました。

織物の産地は、壊滅寸前にまで追い詰められ、

既に全壊してしまった産地は、幾つもあるのです。


(日本の文化が追いやられていくのを見るのは、とても辛いものです)



小売りの悪徳業者が無くならない現実にも、憂い続けておりますが、

日本で作る着物が好き。

日本で作る帯が好き。


ハテ、

いつのまにか、とんでもない世界に足を踏み入れてしまったものです。

昭和の時代までは、素晴らしい作品がたくさん作られていたのですね。


今や、腕のよい仕立て職人は減り、お手入れの職人も減り続けています。

先々に灯りは見えませんが、

私の色を喜んで下さる方がいらっしゃる限り、

染めの世界、友禅の素晴らしさ、刺繍の面白さを、追求し続けて参ります。


なんて、

スーパーすぐきを眺めていたら、

「きもの愛」 が猛烈に湧いてきたのです...!


ワタクシ歳をとっても、「きもの愛なら、あります、あります...!」


年末年始は、せめて、着物で過ごそう!

初詣は、もちろん、着物で!


本物の、日本の着物は暖かいのです!

悪いけど、外国で作られたものは、暖かくなんてありまへん。


あぁ、

いい加減、きものブログのための時間も作らな、あきまへんな。


生きているウチに、

きものの本当のことを言っておきたいのに、

東京好みの、たくさんの着こなしをお伝えしたいのに、


健康的な体力がなくて、殆どできていませんね。


みんなわかっているのに、一気に始めてしまったのですからね、

情熱で始めてしまったのです。

来年は、プライベートの時間を短縮して頑張るしかありません。


「努力」 の努、これしかないですね。




(終)



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