ちょっとした手仕事

お墓の供花の長さを、いつもより短く切っていただく。

夏は、お花がすぐにダメになってしまう...。

少しでもお墓が瑞々しくあってくれるよう、華やいでくれるよう、

日差しの強い季節は、茎を短くするという選択でいきます。

と、それでも太陽に負ける夏...。

すぐに渇水してしまうけれど、

管理人さんが好い方なので、

希望的観測(お水の補給)を持って、心付けを置いて帰るの。



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お花屋さんは雑なご夫婦なので、

菊の葉を取って下さいませね...と、お願いしてもやらない。

催促すればやってくれるけれど、やる気がないので汚く葉が残る。


これを何度か繰り返して以降、自分ですることにした。


(花入れの中に葉があると、すぐに水が腐り、葉も腐って悲惨なことに...)


さて、

白菊とグリーンだけの、いつもの配色の供花、

母の好きだった色合いながら、

この日は、ドウダンなどのしっかりしたグリーンがなく、野バラを選ぶ。


お花屋さんの奥方は、すぐに散ってしまう柳の枝を勧めていたが、

私は言う。


「あ、それは、すぐに葉が落ちてしまうでしょ、お隣のお墓に迷惑だから...」

「あぁ...そうですね」

と、毎度の空しい会話...。


百合の花粉が墓石にこびりついているサマのむごたらしさ、

それをいつも見ている私は、墓石に百合は御法度。


白菊&散らからないグリーン、

たった、これだけのお約束ですが、

10年間、毎月、まるで10年戦争みたいにグリーンの戦いがあります。



古いものから売りたいのが見え見えなんですけど、

ご近所だから、我慢...。

白菊専用...ということで、

お墓の時だけは、見え見えなご夫婦のお店で調達しております。


あ、

プレゼント用などは、

センスがよすぎて満艦飾。とてもお願いできません。


でも、

こんな風に、「撒かぬ種は生えぬ...」を 実践されているご夫婦は、ご高齢。

いつでも気を合わせ、支え合っているのがわかります。


きっと、お互いによいところがあるのでしょう。


と、いうわけで、

いつものように、菊の葉をむしるオバサンでございます。


こうしておくと、

花持ちがよく、

味気ないステンレスの花入れも、いつも綺麗でいてくれるのです。


次のお墓参りの時、洗うのが楽なの...。




(終)





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