おでんが取り持つ偶然


9時スタートで午前の仕事を済ますと、

午後のお約束まで2時間タップリ...。

イノダコーヒのビフカツサンドでお昼にするつもりだったけれど、

急遽、祇園のおいと(おでん)に行く...。



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楽しみにしていたのに、

残念なお味というか、バカにした仕事のおいとさんだった。

この凋落ぶりでは、もうお寄りできないけれど、

最後に大好きなアールヌーボーの鏡が見たいと、お手洗いに...。


お手洗いの手前に掛かる

雰囲気に満ちた鏡は、やはり素敵だった。

そして、

お手洗いの中といえば、

80キロ以上の方は身動きが取れないと思しき、狭さのまま。

それでも、

スペースにそぐわぬ大きさのタイルを外し、鏡を張ったお利口さん、

平凡な窓枠に、木枠のカバーを施す気持が祇園。

こんな機知とセンスに、小さな喜びを感じてしまうの。


最後の想い出に、

狭いお手洗いの中の「祇園センス」ちゅうのんを、パチリ!


さてさて...と、南座まで歩き、

海老蔵の白塗りの看板を見、

「ワッ、白塗りがキツいわぁ...! も少し調整してあげたらいいのに...」

と、思っていると、

スーッ!と、目の前に見慣れたグラマー曲線が登場!


「あーっ!』 と、ふたり駆け寄れば、一気に懐かしい...。

(こんなところでお会いするなんて...と、異口同音!)


昨春、

歌舞伎座の「こけら落とし公演」 でご一緒したきりのふたりは、

思わぬ偶然に喜びも一入...。

アタクシ達は、コーヒー屋さんに入ってから出るまでの間、

それはそれは、鼻息荒くコーフンしていたのです。


もし、

おいとに行かず、イノダさんだったら、お会いできていませんよね。


午後は、

妹的存在のマダムが運転など「随行秘書役」を買って出て下さり、

おかげさまで、夕方は、一時間早く終了!

急な予約にかかわらず、

5時なら...と、2ヶ月待ちのお店に訪れることに...。


ふたりの大食いワールド炸裂の2時間は、

お隣に居合わせて下さった素敵なご夫妻のおかげで、

心の温かくなれる、大人な楽しさでございました。


アフターコーヒー、

ナビゲートされるままに祇園の萬養軒跡にゆくと、

驚きの顔写真で迎えられました。

アプローチの先には、なんと、フレンチの三國さんの丸顔が...。

(こういう田舎臭いの、いややわー)


バーへの階段を上がる間も、濃厚なお顔が脳裏から離れず、

しばし、新しい種類のコーフン状態に...。


お2階で、

K6のクレープ屋さんはどうなったのか...など話していると、

若いバーテンダーが近況を教えて下さり、

ああ、第2の故郷...という気にもなる、京都の夜でございました。


コーヒーで切り上げる今夜は、大阪泊。

夜更かしなしの祇園です。



(終)






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