80代奥様の雛寿司


「あ、奥様、こんばんは。

廣野でございますが、お電話アリガトウゴザイマス!

只今、こちらに戻りましたが、これからお客様がお見えになるので、

今回は、誠に残念...。  うぅ、来年、また、楽しみにさせて戴きますね」


「あら、お帰りになったのですね。それでは、すぐにお持ち致しますわ!」


「いやいや、こんな時間ですから、戴きに上がれば良いのですけど...」


「大丈夫。ワタクシ、すぐに伺います!」 と、疾風のように、ご登場の奥様。


丁度、お茶が入りましたからご一緒に...と、お誘いしても、すぐに帰られた奥様。


奥様のひと足先にご登場のお客様と、お洒落な紙ナフキンを開けて驚くこと...!

和むこと...!



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桃の花をセロテープで貼り付けて下さる心映えに、

オバサンふたりは、感嘆符...!!

女として、感動せざるを得ませんでした。

玄関先のやりとりも、「上品な江戸っ子のよさ」そのものの奥様。


ワタクシとしては、ちょっとした「ご近所自慢」のひとコマでございましたが、

いつも心にかけて戴く身としては、

奥様の日本人らしさをいただく度に、シビレています...。

シテ、本日もビリビリ。


お移しに、お好きな「とも三角」のところ少々、ホワイトソース少々、

明日のお昼にでも召し上がって下さったら、嬉しい。


80代と60代、

女のひとり暮らしならではの「スモールポーションな間柄」です。


次回、おこわを作ったら、少し、お持ちしよう...!



(終)



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