人真似新企画

デパ地下の販売員さんで、元気のなさ過ぎる人が立っていたりすると、

なぜか素通りできなくなってしまうことがある。

活気のあるのが当たり前の場所で「陰気」なオーラを感じてしまうと、

とても不思議な気になってしまって、『大丈夫...?』って、思っちゃうの。

 
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先日は、おうどんの販売員さんが気になってしまった。

その売り場だけがシーンとしているので、お目当てのものをゲットした後、

そっと、立ち寄ってみる。すると、さっきと同じで、そこだけが シーン。

商品を覗いて見ると、大きなお揚げの中におうどんを仕込んだものを販売している。

ちょっと見、美味しそうには見えない写真が飾られ、あまりにもプレゼンが下手。

小振りのおうどんにして 1300円ちょいだったから、「あぁ、苦戦しちゃうなぁ...」と、

心配になった。

 

気弱そうなメガネのオジサンが、いかにも誠実に説明して下さる途中、

『じゃ、今日は、お味見にひとつだけいただきます!』

 

電子レンジで作るというカレーうどんは「製法特許」があり、

考えて作らはったんやなぁ...と、感心。 

だけど、私のところでは身体に悪そうな電子レンジは捨ててしまっている。

ま、お鍋でやってみましょ! と、幾日か後の今日、「なるほど納得」の出来上がり。

 

下仁田葱を加え、件のお揚げにお水を足して煮てみると、あらら、

あおげの中からたっぷりの牛すじの煮込み、おうどんが少々、一気にお目見えしました!

これだけで嬉しかったものの、 おうどんの下から、たくさんの分葱が顔を出した時の感激、

これはなかなかのものでございました。

丁寧に作られていて、お値段にも納得がいきます。

 

惜しむらくは、お味が濃くてしょっぱかったこと。

甘ぎつね、牛すじ、カレーのおつゆ、それぞれの濃い味が本当に残念。

グッドアイディアなのに、何だかもったいない。

これを上手に拵えたら、面白いおもてなしになると思うけど...。

 

大きなお揚げを別注したとして、おうどんの量はたくさん入りませんから、

お餅をひとつ添えればいいのよね。 面白そう! きっと、楽しい一品になるでしょうね。

時間のあるときに、やってみようかな。

 

人真似の新企画、出来...!

 

 

 

(終)

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