全員前向き

いただいた【栗しぼり】を母にお供えした翌日、

私もお抹茶でお相伴。

お薄をお濃茶用のお抹茶で点てるのは、師匠の岡本宗峰先生からの

お仕込み。それは今に至っていて、お勧めの喫し方です。

  

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日本中にある栗しぼりですが、
写真の「中松屋」さん(岩手)のものが、最も良心的...と思います。
こちらのをいただくと、丁寧に生きねば...と思わずにはいられまじ...なお味。

 

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お茶碗の下は真塗りのお盆のため、大袈裟ながらお袱紗を敷いています。
まだ、二十歳を過ぎたばかりの頃、
「唐物」のお許しをいただいた折りに師匠から贈られたものですが、
今、手に触れるだけで、懐かしさがこみ上げてきます...。

 

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およそ60年を振り返れば、

楽しいだけではなかったけれど、楽しいことがいっぱいだった。

終盤の50歳からの10年は、悲しいこととイヤなことの連続だった。

(この間、人の怖さ...を知りましたからね)

苦労をし、

自殺される人の気持がわかるような気にもなったけれど、

「いや、まだ、死ねないわ!」と、幾度も思ったものです。

寿命が尽きたら「サヨウナラ...」だけど、

ずっと心中にあること、このことを全うしてから逝きたいものです。


さて、

いずれにせよ、

人の身体は 前を向くように出来ているのですね。

前向きとか後ろ向きとか、思想面での前後はありますけど、

24時間が過ぎると、地球は次の日に変わってしまいます。

秋が終われば、冬が来るし、冬が過ぎれば春がにじり寄ってきます。

ヒトは何もせずして、

自然に「新陳代謝」していけるのが、時間のありがたさだと思うの。

よって、規則正しき地球と人間の間には、相関関係があって当然。


明るい人も暗い人も、大人も子供も、みんなみんな、

一様に朝を迎え、夜を過ごし、目覚めます。

決して、昨日には戻れないのです。

こうして、

ヒトは、

「全員が前向きな動物...」なのだと思うと、なぜかしっくりくるのです。


と、いうことで、オバサンは本日も前向きなり。

 

 

 

(終)


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