日本橋の味

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グッと冷え込む連休最後の月曜日、冷凍してあった和菓子をいただく。

季節はずれの桔梗の甘さにホッと和みます。

一週間、働きすぎの軽いダウンも、午前中で克服。


夕刻、ご近所の奥様がお電話を下さり、

「まぁ、いらっしゃいました? それならば、ちょっと...」

と、ちらし寿司をお届け下さる。

今回も、「90歳に程近い80代...」と、思えぬ若さで登場!

この方は、いつも若々しくて活動的。

常に、お電話から登場までのタイミングがお早いのです。

まるで、飛んでいらして下さるかのように、お早いのです。

このスピード感が、凄くカッコイイの。

自転車の時にお会いすると、大概、スピードを出していらっしゃるので、

目撃する度に、ハラハラしますが、

 

そして、お会いする度に思うのですが、

「江戸の女の理想の最終形」を体現されていらっしゃいます。


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「今日は、ほんの少し、あなた様の分だけなんです」

「今日は、お玄関先で失礼させていただきます」

と、美しい日本語...。

エレベーターの前で、

小さな紙袋に用意した「お移し」の最中をお渡しすると、

二人で丁寧にお辞儀をし合う、いつもの儀式は日本人...。

 

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紙ナフキンの下から「美しいちらし寿司」が現れると、

今日はそのまま、

塗りのお皿に移すこともなく、熱いほうじ茶でお頂戴します...。


30分ほど前に、5袋入りのマルチャン正麺の残りを

いただいたばかりなのに、げに恐ろしき胃袋ですが、

れんこん、人参、切り昆布、タケノコの入った美味しさと愛情に、

胸がいっぱい...。

私も死ぬまで手料理を作り続けたい...。

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ちらし寿司の前に食した「もやしそば」、

もやしのヒゲを取る以外は、超簡単。

肌寒かったので、身体が暖まりました。

でも、食後の梨で、ちょっと冷え、

大食後のちらし寿司で、心まで暖まります。


さて、三日遅れの日記ですが、

午後からは、前後、まとめて一気に書きたいと思っています。

頭の中のメモが消えぬうちに...ね。


唯一、自慢だった記憶力なのに、近頃、翳りを見せ始めているのです。


こうやって、少しずつ老いていくのね。


老いは、意外に面白いっていうこと、これは意外だったけれど、

面白がって見ていると、本当に面白いの。 

 


(終)


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